プリウスを買取でさらに高く売る方法をグレード年式別に解説!
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
プリウスの燃費・ボディサイズ・価格帯などを総合的に評価し、プリウスは現在高価買取可能かどうかやできるだけ高く売る方法などの買取状況も掲載しております!プリウスを高く売るならこちらから
本題に入る前に、車を高く売ることができる2種類のサービスをご紹介しておきます!
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目次
こんなプリウスをお持ちなら高く売れる可能性"大"!
高く売れるグレード
- Aプレミアムツーリングセクション
- Aプレミアム
- Sツーリングセクション
- Sツーリングセクション G's
高く売れるカラー
- ホワイトパールクリスタルサンシャイン
- アティチュードブラックマイカ
- エモーショナルレッド
高く売れるオプション
- チルト&スライド電動ムーンルーフ
- T-Connect SDナビゲーションシステム
- 電子インナーミラー
- ドライブサポートイルミネーション
プリウスってどんな車?
メーカー | 車名 | タイプ | 燃費 |
---|---|---|---|
トヨタ | プリウス | 5ドアセダン | 30.4~32.6km/L |
全長 | 全幅 | 全高 | エコカー減税 |
4,480mm | 1,745mm | 1,490mm | 100%減税 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 排気量 |
1,905mm | 1,470mm | 1,225mm | 1,800cc |
新車価格帯 | 中古車相場価格帯 ※直近5年前後 | ||
205万~344万円 | 68万~370万円 |
プリウスはその名を知らない人はいないといっても過言でないほど、数ある自動車のなかでも絶対的地位を確立した車種です。
一番の特徴は、先進技術を搭載した業界初のハイブリッドセダンとして登場したその機能性で、最高32.6km/Lという驚異的な燃費を1.8Lセダンで記録するほどの低燃費がユーザーから支持されています。
燃費を追求したことでマイナスになった機能もなく、大人が4人で十分楽に乗車できるほどの居住スペースと、荷室や収納を兼ね備えています。
外観はセダンらしくなく、一見ハッチバックかと見まがうような流線型で、リアが厚めのデザインですが、
空気抵抗を考えて設計されており、後部シートに座る人の頭上が広くなることで、室内全体をゆったりとした空間を演出する効果がありこれもこだわりのポイントといえます。
燃費向上のために軽量化も図られましたが、車体が軽くなったことによるふわつきもなく、直進や加速の安定性は十分です。操舵の反応もよく、運転しやすいうえ、運転席周りのスイッチ操作やメーターの確認もスムーズに行える仕様となっています。
大容量のミニバンやボディの大きなSUVが人気を集めている中で、発売以来万人に受け入れられるセダンモデルとして不動の人気を誇る車種です。
プリウスの買取状況
プリウスは、新車販売台数も多く、中古車市場でも引き合いの多い車種となっています。プリウスを指名買いしたい中古車購入客も後を絶たず、リセールバリューに大きく期待ができます。
性別や世代を問わず万人受けするモデルで、新車同様に中古車でも人気が高くなっています。
新車登録台数自体が桁外れに多いため、査定自体はその実車の使用頻度(走行距離や経年数、修復歴の有無)に依り、白黒シルバーの定番カラーのニーズが高くなります。
低燃費が売りの車種ゆえ、走行距離の長いものが中古車市場でも多いため、実走行距離が短いものは高額査定の対象となります。
維持管理費用が普通車の中でも安く見込めることから、一般的な乗車用としてだけではなく、商業用途としてのニーズも高いのが特徴です。
メーカーから販売されたベース車そのままをノーマル仕様で乗るスタイルが一般的ですので、車両の程度の他に、TVチューナーやナビがついたまま査定をしてもらうと、上澄みの高査定となります。
4代目プリウスはマイナーチェンジ前なら高く売れる!
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした4代目現行モデルの買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
プリウス Aプレミアム ツーリングセクション |
平成28年式 (2016年式) |
1万km | 黒 | 2018年1月 | 212.0万円 |
プリウスAプレミアム | 平成28年式 (2016年式) |
1万km | パール | 2018年1月 | 202.1万円 |
プリウス Aプレミアム ツーリングセクション |
平成28年式 (2016年式) |
3万km | パール | 2017年11月 | 196.3万円 |
プリウス A ツーリングセクション |
平成29年式 (2017年式) |
1万km | 黒 | 2018年2月 | 191.3万円 |
プリウス S ツーリングセクション |
平成27年式 (2015年式) |
2万km | パール | 2017年10月 | 178.7万円 |
プリウス A ツーリングセクション |
平成28年式 (2016年式) |
4万km | 黒 | 2017年12月 | 168.7万円 |
プリウス S | 平成28年式 (2016年式) |
2万km | 黒 | 2018年4月 | 135.4万円 |
プリウスのグレードはベースモデルのEに始まり、S、Aと上がっていきます。
このうちもっとも価格が高いのはプレミアムツーリングセクションで、新車販売価格は約320万円です。
買取実例を見ると走行距離3万km以下であれば120~140万円の値落ちで済みますが、3万kmを超えるとさらに10万円以上の値落ちが加わります。
4代目現行モデルはデザインの奇抜さから販売成績が先代モデルほど伸びていません。これはトヨタも認識していることで、2018年末には発売から4年目に入ることからマイナーチェンジが予想されています。
後期モデルのフェイスリフトにもよりますが、大幅な変更があると前期モデルの型落ち感が強くなります。
また2018年末から2019年初頭にかけては購入後、初車検を迎えるユーザーが下取りや買取りに出すため、中古車市場に現行モデルが多く出回る可能性があります。
マイナーチェンジに初車検と2つの買取価格下落要素を持っているのが現行モデルの状況なのです。
現行モデルは3万km以内で早めに交渉するのが、プリウスを買取でさらに高く売る方法です。
買取相場で上昇傾向を見せる3代目プリウス
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした3代目の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
プリウスSツーリング セクションG’s | 平成25年式 (2013年式) | 3万km | パール | 2018年3月 | 144.0万円 |
プリウスG ツーリングセクション |
平成25年式 (2013年式) |
2万km | 黒 | 2017年11月 | 126.9万円 |
プリウスG ツーリングセクション |
平成25年式 (2013年式) |
2万km | パール | 2018年2月 | 126.0万円 |
プリウス S ツーリングセクション |
平成26年式 (2014年式) |
1万km | 黒 | 2018年3月 | 125.1万円 |
プリウスG | 平成26年式 (2014年式) |
1万km | パール | 2017年10月 | 118.8万円 |
プリウスG ツーリングセクション |
平成25年式 (2013年式) |
4万km | パール | 2018年3月 | 116.1万円 |
4代目現行モデルのデザインが個性的だったため、中古車でプリウスを購入しようというユーザーは3代目(ZVW3#系)に注目しています。
3代目はエアロパーツが豊富に揃っていることからとくに若年層に人気があるため、買取相場は上昇傾向を見せています。
すでに4~5年落ちとなりますが、走行距離1~3万km以内であれば買取実例でも分かるように4代目を上回る査定額が提示されています。
人気車種であると同時に中古車市場では品薄となっているので、3代目は今が売り時の旬といえます。
ただし、4代目同様にマイナーチェンジ後は相場が大きく変動することを想定しておいた方が賢明です。また5万km以内であれば査定額が大きく下がることはありませんが、5万kmを超えると100万円以下になる可能性が強くなります。
3代目プリウスは5万km以内で交渉するのが、さらに高く売る方法です。
2代目、初代のプリウスは高く売れる?
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした2代目の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
プリウスS | 平成21年式 (2009年式) |
6万km | ライトブルー | 2018年5月 | 27.2万円 |
プリウスS 10th アニバーサリーEdition |
平成20年式 (2008年式) |
4万km | パール | 2018年2月 | 27.0万円 |
プリウス S | 平成22年式 (2010年式) |
13万km | パール | 2018年3月 | 25.8万円 |
プリウスG ツーリングセレクション |
平成18年式 (2006年式) |
6万km | シルバー | 2018年3月 | 18.0万円 |
プリウスS 10th アニバーサリーEdition |
平成25年式 (2013式) |
12万km | ライトブルー | 2018年5月 | 13.5万円 |
一般的な車種は2代型落ちになり、しかも10年経過で10万km前後になると査定額はつきにくくなりますが、プリウスは状態が良ければ30~35万円、年式相応でも20~25万円がつきます。
とくにS 10thアニバーサリーEditionはHDDナビやスマートエントリー&スタートシステムなどの特別装備がついているので交渉の際の高値を引き出す材料になります。
初代モデルは上記買取実績にはありませんが、中古車市場には意外と出回っており、それらを見ると年式や走行距離に関係なく10~40万円と販売価格にバラツキがあります。
これは買取業者の初代に対する価値観だけで決まっているので、古いからといって諦めずネットの一括査定サイトを使ってできるだけ複数の業者に査定依頼してください。それが、初代モデルをさらに高く売るコツです。
プリウスの買取価格を確実に高くする方法
プリウスはエアロパーツによるドレスアップの人気対象車でもあるため、プリウスを専門に買取る業者がいます。
とくに3代目は人気が高いので買取業者の候補に入れておくことをおすすめします。一般的な買取業者はノーマル状態を好むので社外品は外した方が査定は高くなります。
しかし専門業者の場合、逆に社外品のエアロパーツもプラス査定になることがあります。
買取業者にとって、プリウスの不安材料はバッテリーです。したがってバッテリーの安心感を添えれば買取価格は上がる可能性があります。
トヨタではハイブリッドスマートiチェックを行っているので、これを受けるとハイブリッドに重要なコンピューターシステムや駆動用バッテリーなどのチェックを実施して、その結果をカルテとして出力してくれます。
査定対象車がどのくらいのコンディションなのか、確認する意味でもチェックしてみることををおすすめします。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!