クルマは塗装色によって塗装が長持ちする期間が違うって知ってました?
車のボディカラーによって太陽光の紫外線や赤外線の吸収率が違いますので、塗装の寿命にも影響がでてきます。車を高く売りたい人はこちらから
クルマは塗装色によって塗装の寿命が違う
自動車には様々な塗装が施され、最近では特別色をオプションとして追加の費用を支払えば選択できる新車も多くなっています。
しかしこのクルマの塗装というのは何色でも同じ寿命かというと、実は色によってかなり違うものになるそうなのです。
もちろん、屋根付、シャッター付の車庫に保管しているのと青空駐車で5年放置したのとでは異なるというのは当たり前の話ですが、ここでお話しようとしているのはボディーカラー自体による寿命の違いということです。
まず一番長持ちするのは白です。これは紫外線も赤外線も集めない色なので塗装の中では各社どこのメーカーでも最も長持ちするようです。
まあ塗料はメーカーごとに違うわけではなく特定の塗装メーカーの製品を利用しているので当たり前といってしまえばそれまでですが。
逆に厳しいのはメタリックのブラックや紺色などの塗装色で、熱を集めやすいというのは塗装にとっても我慢比べになるわけです。
このメタリック塗装というのはメタリック色を塗ったあとにクリアラッカーを吹いているので、このクリアラッカーがはげると結構情けないボディになったクルマを見つけることがきますが、薄ら剥げたような状態に陥ってしまうのです。
当然直射日光や雨にあたることを避ければこうした状況には陥りにくくなります。
またソリッドカラーと呼ばれる原色系でメタリックではない塗装も濃い色はどうしても経年変化で退色することが見られるようです。
たとえば鮮やかなスカイブルーやイエロー、レッドのクルマは古くなってくるとなんとなく色あせした感じになりますが、これも塗装が劣化しているプロセスにあるのです。
中古車ですから細かいことを気にしていては仕方がありませんが、いまどきクルマを購入してオールペイントで再塗装するというのは、よほどのクルマ好きか稀少価値のある年代もののクルマを所有しているユーザーでない限りほとんど経験しないことですし、なかなか思いつかないこととも言えます。
したがって、せめて長持ちする色、劣化が進まないカラーのクルマを購入することが1つの方法ということがいえそうです。
薄い色のソリッド(つまりメタリック色ではない)カラーのクルマは比較的塗装が長持ちすることになるというわけです。
もちろん、塗装色に係わらずプロによる特別なコーディングをしてあげたり、小まめにワックスをかけてあげたりして撥水性の高いボディを維持してあげれば、簡単に塗装が剥げることもありませんし、面倒を見れば見るだけ長持ちするのは言うまでもありません。
せっかく手にいれるクルマですから、最低限のボディメンテナンスはしてあげることが肝要です。
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