タントを買取でさらに高く売る方法をグレード年式別に解説!
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
タントの燃費・ボディサイズ・価格帯などを総合的に評価し、タントは現在高価買取可能かどうかやできるだけ高く売る方法などの買取状況も掲載しております!タントを高く売るならこちらから
本題に入る前に、車を高く売ることができる2種類のサービスをご紹介しておきます!
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目次
こんなタントをお持ちなら高く売れる可能性"大"!
高く売れるグレード
- G”SAⅢ”
- X”SAⅢ”
- 特別仕様車X”リミテッドSAⅢ”
- X”ホワイトアクセントSAⅡ”
- スマートセレクションSA
高く売れるカラー
- パールホワイトⅢ
- ブラックマイカメタリック
- ディープブルークリスタルマイカ
- プラムブラウンクリスタルマイカ
高く売れるオプション
- パノラマモニター
- パワースライドドア
- 後席モニター
タントって高く売れる車?
メーカー | 車名 | タイプ | 燃費 |
---|---|---|---|
ダイハツ | タント | 軽トールワゴン | 26.0~28.0km/L |
全長 | 全幅 | 全高 | エコカー減税 |
3395mm | 1475mm | 1750mm | 免税 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 排気量 |
1930~2200mm | 1350mm | 1365mm | 658cc |
新車価格帯 | 中古車相場価格帯 ※直近5年前後 | ||
120万~163万円 | 80万~150万円 |
軽トールワゴンとして高い人気を誇るタントの魅力は、トールワゴンならではの使い心地です。コンパクトな車体の中にはゆったりとした大容量の空間が広がります。この空間を有効活用できるよう、様々な工夫が凝らされています。
中でも注目を集めているのが、ミラクルオープンドアです。助手席側に大開口が広がるので、人が乗り降りしやすく、大きな荷物の積み下ろしが楽です。
さらに、助手席が最大69.5㎝もスライドするので、クラス最大のフロア長を確保することができます。開放的な空間が広がるので、ベビーカーをそのまま載せたり、27インチの自転車を乗せることができます。
また、助手席のスライド・前倒し・リクライニングは、外側からも運転席側からも行えます。面倒なシートアレンジを簡単にできるので、この点も便利です。以上のような利便性がタントの大きな魅力と評価されています。
タントのもう一つの魅力が低燃費性です。ダイハツのエコ技術「イーステクノロジー」を搭載することでガソリン1Lあたり28.0kmの走行を実現しています。
イーステクノロジーとは、車両の進化・ユニットの進化・エネルギーマネジメントの進化により燃費効率を高める技術です。これにより、少ない燃料でクルマの力を大きく引き出すことに成功しています。
以上の通り、タントは車載性・燃費性に優れたクルマです。毎日の使用に最適な車なので、ファミリー層を中心に高く評価されています。
タントの買取状況 高く売る
ライフスタイルに根付いた利用ができるタントは、中古車市場でも高い人気を誇ります。年式の低下とともに買取価格も低下しますが、基準になる買取価格は高めといえます。
ダイハツが誇る人気車種の一つなので、タントオーナーにとっては売却しやすい環境が整っているといえます。タントを手放すときに下取を検討する方が多いですが、金額だけで考えると買取の方がお得といわれています。
中古車買取は、買取専門業者により査定されるので、その時の評価が反映される傾向があります。タントは人気車種なので、時価が反映されることで、査定額のアップが期待できます。
高値で売却したい方は、下取りより買取を利用したほうが良いといえます。買取には一括査定がお勧めです。業者間の競争が促せるので、査定額が相場より割高になるといわれています。
3代目現行モデルは予防安全装置SAが高く売れる!
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした3代目現行モデルの買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
タントG”SAⅢ” | 平成29年式 (2017年式) |
1万km | パール | 2018年5月 | 116.0万円 |
タントX”SAⅢ” | 平成29年式 (2017年式) |
1万km | パール | 2018年3月 | 106.0万円 |
タントG”SA” | 平成27年式 (2015年式) |
1万km | パール | 2018年2月 | 97.0万円 |
タントX”SA” | 平成26年式 (2014年式) |
3万km | パール | 2018年3月 | 83.0万円 |
タントG”SA” | 平成25年式 (2013年式) |
3万km | 黒 | 2018年3月 | 79.0万円 |
タント G | 平成25年式 (2013年式) |
4万km | パール | 2018年3月 | 69.0万円 |
タントの3代目現行モデルは2013年10月より販売されています。
ホンダのN-BOXが流行する以前、子育てママ向けの充実した装備がセールスポイントとなって、2014年上半期ではスーパーハイトワゴンのジャンルだけでなく登録車(小型車や普通車も含めた新車)全体で販売台数NO.1の記録を樹立しました。
現在でも新車販売台数は好調ですが、その分、中古車市場に膨大な車数が流通しており、またフルモデルチェンジが近いことから買取価格はスーパーハイトワゴンの平均的なレベルに収まっており、2015年式走行距離2万km前後の車種では70~90万円が買取相場となっています。
現行モデルで高く売れるのはダイハツの予防安全装置スマートアシスト(SA)がついているタイプです。
タントのベーシックモデルは子育てママが購買層の中心となるため、安全度の高い中古車はリセールバリューが高くなります。
とくにマイナーチェンジ後の後期モデルには最新式のSAⅢが装備されているので交渉材料に使い、さらに高値を引き出してください。
2代目タントはセールスポイントをアピールすれば高く売れる!
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした2代目の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
タントGスペシャル | 平成24年式 (2012年式) |
4万km | 黒 | 2018年3月 | 65.0万円 |
タントG | 平成23年式 (2011年式) |
3万km | パール | 2018年1月 | 57.0万円 |
タントX | 平成22年式 (2010年式) |
2万km | パール | 2018年3月 | 53.0万円 |
タントXリミテッド | 平成21年式 (2009年式) |
5万km | 黒 | 2018年3月 | 49.0万円 |
タントX | 平成21年式 (2009年式) |
5万km | 黒 | 2018年2月 | 39.0万円 |
タントXリミテッド | 平成21年式 (2009年式) |
7万km | 黒 | 2018年1月 | 35.0万円 |
タントの先代モデルは2007年12月から2012年9月まで販売されました。グレード体系はベースタイプのL、X、Gとなっており、このうち高値がつくのはGとXです。
走行距離が経過年数相応以下(1年で約1万km以下)であれば50~60万円、経過年数相応では35~50万円が相場です。
先代モデルはミラクルオープンドアを初採用した車種なので中古車市場には豊富な車数が流通しているため、買取価格はやや安値傾向です。相場よりもさらに高値を引き出すのであればセールスポイントが必要です。
2010年10月のマイナーチェンジ後であればGスペシャルにはバックモニター付きナビゲーションが標準装備されていますし、マイナーチェンジ前であれば自然吸気エンジンが現在よりもパワフルな58PSであることが交渉材料に使うことができます。
3代目タントを高く売りたいなら室内を徹底清掃!
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした初代の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
タントX | 平成18年式 (2006年式) |
3万km | ゴールド | 2017年12月 | 11.0万円 |
タントX | 平成18年式 (2006年式) |
2万km | オレンジ | 2018年1月 | 11.0万円 |
タントRS | 平成18年式 (2006年式) |
9万km | 黒 | 2018年2月 | 10.4万円 |
タントRS | 平成17年式 (2005年式) |
4万km | 白 | 2018年5月 | 9.0万円 |
タントL | 平成18年式 (2006年式) |
6万km | 緑 | 2017年12月 | 7.5万円 |
タントX | 平成16年式 (2004年式) |
7万km | パール | 2018年1月 | 6.5万円 |
タントの初代は2003年11月から2007年12月まで販売されました。軽自動車で10年以上経過したモデルはほとんど買取価格がつきません。
タントはスーパーハイトワゴンのジャンルを切り開いた車種ですが、初代モデルはタント最大の魅力であるミラクルオープンドアがついていないことから一般的なグレードは買取価格は期待しない方が無難です。
ただし、走行距離が5万kmに満たないXやLであれば交渉の余地があります。またRSはターボ装着タイプなので他のグレードに比べると高値がつく可能性があります。
10年以上経過車は年式や走行距離よりも状態の良し悪しで査定価格が微妙に変わります。外観やエンジンの不具合を直す必要はありませんが、室内は費用をかけずに清掃することができます。
匂いを取る、シートの汚れを取るなどをするだけで若干、買取価格を高くすることができます。
なお、タントは中古車市場の流通量が多いため、販売店の在庫状況によって買取価格の相場に変動が出ます。
高く売却するならネットの一括査定サイトを利用して複数の業者に査定依頼し、少しでも高値をつけた業者と交渉することをおすすめします。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!