メーカー	車名	タイプ	燃費
トヨタ	ハイエース	ワゴン	7.9～8.6km/L
全長	全幅	全高	エコカー減税
4,695mm～5,380mm	1,695mm～1,880mm	1,980mm～2,285mm	50％～100％減税
室内長	室内幅	室内高	排気量
3,250～3,790mm	1,530～1,535mm	1,520～1,730mm	2,000～3,000cc
新車価格帯		中古車相場価格帯 ※直近5年前後
238万～344万円		118万～483万円

こんなハイエースをお持ちなら高く売れる可能性"大"！

高く売れるグレード

• スーパーGL
• スーパーGL（ワゴングランドキャビン）
• スーパーカスタム3.0ディーゼルターボ4WD

高く売れるカラー

• ホワイトパールクリスタルシャイン
• ブラックマイカ
• シルバーマイカメタリック
• ホワイト

高く売れるオプション

• デュアルパワースライドドア
• 195/80R15タイヤ＆15インチアルミホイール
• トヨタ純正ナビ・オーディオ
• オートレベリング機能付きLEDヘッドランプ

ハイエースってどんな車？

ハイエースは、トヨタの箱バンの中でも最も長い歴史のある車種で、主に商業用として利用されてきました。

バン、ワゴン、トラックなど派生形モデルも多く登場しており、救急車や送迎車として採用されるなど、大きなボディと室内空間を生かした用途を生み出しています。

ミニバン人気の中、ハイエースワゴンを一般家庭用乗用車として購入する愛好家も多いのが特徴です。現在日本で販売されているバンの中でも、広さでは他に例をみないほどの居住空間を作り出しています。

ハイエースワゴンは、一般車としても遜色がないほどスタイリッシュですっきりとした、見た目に肉厚感が感じられるフロントビューが人気で、

内装も普通乗用車らしい落ち着いたシートと、操作しやすい運転席周りのスイッチやエアコン、インパネを装備しています。大人数で常用することを想定し、室内コンソールや小型収納も多く備え付けられています。

スマートキーを持っていれば鍵開け操作が必要なく、ドアハンドルのスイッチを押すだけで開閉でき、エンジンスタートもブレーキを踏みながらスイッチを押すだけの簡単操作となっています。

大型車でありながら燃費とエコ走行に配慮すべく、エコドライブインジケーターの表示があり、エコ運転を一目で確認できるディスプレーとなっています。

単に人が多く乗車できるという用途としてではなく、カスタムカーやキャンピングカーへ仕様変更をし、好みのスタイルを自分で作り出す楽しみや、演出することができる車種です。

特にインテリアを改装してラグジュアリーな空間と音響、シートアレンジにこだわる若年層からの注目度が高い車となっております。燃費効率が低いのが難点ですが、それ以上にニーズの高い車種です。

ハイエースの買取状況

ハイエースは主に商業用としてニーズが高く、バンとして製造されているためエンジンもタフで、走行距離にかかわらずまた、型落ちであっても高査定が期待できる車種です。

またドレスアップ仕様やキャンピングカーへのカスタムベースとして、ハイエースを指名買いしたいというファンも多いため、少々のマイナス査定ポイントがあっても、大幅な値崩れはなくリセールバリューが高い車種となっています。

商業向け中古車取扱店も常に品薄の状態で、中古車買い取りを強化するところもあります。社外品や登録変更の諸手続きが終えられている車であれば、一般車中高車販売の店以上に、高級車を扱う専門店での査定が、より高価に買取を行ってくれます。

高く売れる車種として安定感のあるハイエース

以下に、ガリバーの買取価格を参考にした現行モデル5代目H200系の買取事例・査定額を表記します。

現行モデルとなる5代目H200系は2004年に発売されました。全幅は小型車バンを除いてすべて1880mmのワイドボディになったことが特徴です。

ハイエースワゴンは買取価格の強い車種として知られていますが、現行モデルはマイナーチェンジや一部改良を繰り返しているものの、基本設計が2004年と古いことから買取価格の相場はやや下がり気味です。

オプション装着や特別仕様車であることは大きなセールスポイントとなるので、積極的な交渉を行って高値を引き出してください。

とくにデュアルパワースライドドアはメーカーオプションで約10万円、中古車を購入するユーザーにとって便利な装備となるので相場より5～6万円は確実に高くなります。

またオートレベリング機能付きLEDヘッドランプもメーカーオプションで約6.5万円です。装備している場合は3～4万円高を目標にしてください。ホワイトパールクリスタルシャインもメーカーオプションなので高値の材料となります。

高く売れるH200系ハイエースのDARK PRIME

ハイエースは同じワゴンでもアルファードやヴェルファイアと棲み分けるため、室内装備にラグジュアリー感はありません。

しかし快適性を求める一部のコアなファンのために、乗用ワゴンとしての魅力を備えた特別仕様車を販売しています。スーパーGLのDARK PRIMEはインパネ回りやシートを豪華にしたモデルで、しかも販売価格は一般グレードのスーパーGLと変わりません。中古車市場では人気車種となっているので大きなセールスポイントになります。

買取相場は経過年数相応の走行距離（1年で約1万km）であれば2014～2017年式で200～240万円、2008～2013年で100～160万円、2004～2007年は50～80万円が目安です。

過走行のH100系ハイエースはオプションをアピールして高く売る！

以下に、ガリバーの買取価格を参考にした4代目の買取事例・査定額を表記します。

4代目H100系は1989年から2004年まで販売されました。ハイエースの良い点はキャブオーバー型で頑丈なため、年式が古くても過走行車でも買取価格がつくことです。

とくにH100系は現在のようにFF大型ミニバンがない時代に開発されているだけに、オプションでトリプルムーンルーフや電動カーテンなど快適装備が設定されていました。

これらをセールスポイントとしてアピールすることで相場よりも5～6万円高が望めます。

ただし、ガソリンエンジン搭載車で買取価格がつくのは2000年式、走行距離15万km前後が限度で、さすがに20万km20年経過車は値がつきにくい状況です。

一方、ディーゼルエンジン搭載車は20年20万kmでも20～30万円の買取価格が期待できます。これは国内需要がなくても海外需要があるからです。

ディーゼルエンジン搭載車を高く売るためには海外での販路を持つ買取業者への売却が条件となります。

したがってネットの一括査定サイトを利用し、海外販路を持つ業者も含めた複数へ査定依頼することが高値を引き出すコツとなります。

あなたに合った売却方法は？

※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう！