バンパーの傷による買取価格の変化
バンパーに傷があることは、査定価格にどのくらい影響するのでしょうか?登録年度や走行距離、傷の大きさなど、下がり幅の違いについて詳しく解説します。
本題に入る前に、車を高く売ることができる2種類のサービスをご紹介しておきます!
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新車に近いほど減額幅が大きくなる
バンパーは車の前後にあり、衝突の際の衝撃を和らげたりボディへのキズを防止したりという役目を持っている外装部分です。
以前の車、あるいは現行のトラックなどはバンパーを頑丈にする目的で鉄板にメッキやボディ同色塗装を行って装着していますが、現在の乗用車は樹脂製がほとんどで、縁石に少し擦っただけでも大きなキズがついてしまいます。
本来、バンパーはキズがつくものという認識なのですが、乗用車を購入する際はできるだけきれいな車に乗りたい、というのが購入者の心理です。
バンパーにキズがあれば再販のために修理を行わなければならず、そのための修理費として減算されるので買取価格は下がってしまいます。
下がり幅は登録年度や走行距離、キズの大きさによって異なります。素人考えではキズの大きさだけが影響すると考えがちですが、バンパーに限らずボディのキズや凹みは新車に近いほど下がり幅が大きくなり、経年車や過走行距離車になるほど小さくなります。(買取価格(査定価格)が安くなるポイントとその金額)
これは再販価格に対する比率で、新車に近い場合は相対的に販売価格が高くなるため、キズや凹みによる販売価格の差額が大きくなってしまうからです。古い車ほどキズや凹みがあっても販売価格そのものが低いので大きな影響を及ぼしません。
業者によっては小さなキズを減額対象としないことも
キズや凹みの大きさに関してはオートオークションにおける評価点が参考になります。線キズはA、キズのない凹みはU、キズと凹みがある場合はBで表され、ゴルフボール大は1、テニスボール大は2、サッカーボール大は3となります。
したがってゴルフボール大の凹みとキズがある場合はB1と評価されます。線キズのA1程度の場合、一概に減額対象になるとは限りません。
車買取業者によって対処が異なるので、バンパーに軽いキズがある時はネットの一括査定サイトを利用して複数の業者を選び、減額しない業者に売却することをお勧めします。
ただし、減額を避けたいからといってバンパーを修理するのは得策ではありません。修理工場に出せばA1程度でも1~1.5万円、B2程度になると3~5万円の修理費がかかります。
バンパー修理の市販キットも販売されていますが、修理工場に出すほどのクオリティが得られず、慣れていない人ではかえってバンパーを汚してしまうことになります。
B2程度の減額はせいぜい1万円であることを考えると減額よりも修理費用の方が高くなってしまい、最終的に買取価格を下げる結果になります。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!