その査定価格本当?モコを売る際の買取相場表
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
日産のモコはスズキOEM製の軽トールワゴンで、元車はMRワゴンです。2002年から2016年まで3代に渡って販売されました。日産色を強めるために歴代モデルはフロントマスクなどを変更していることが特徴です。
オリジナル色を打ち出した効果もあってモコはOEMでありながらブランド名がユーザーに浸透、好調な販売成績を上げました。この影響から買取相場は元車MRワゴンと変わらぬ価格で推移しています。
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モコの買取実績・相場
※買取相場は中古車買取最大手ガリバー の査定実績による(2017年7月時点)
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
モコ ドルチェX | 平成26年式 (2014年式) |
1万km | Dグリーン | 2017年1月 | 71.6万円 |
モコX FOUR | 平成24年式 (2012年式) |
5万km | ベージュ | 2017年3月 | 47.7万円 |
モコX エアロスタイル | 平成24年式 (2012年式) |
4万km | 黒 | 2017年2月 | 46.7万円 |
モコE ショコラティエ | 平成22年式 (2010年式) |
1万km | 茶 | 2017年2月 | 43.0万円 |
モコX | 平成24年式 (2012年式) |
5万km | ベージュ | 2017年2月 | 39.6万円 |
モコE | 平成22年式 (2010年式) |
2万km | パール | 2017年2月 | 38.0万円 |
モコE ショコラティエセレクション |
平成21年式 (2009年式) |
3万km | ピンク | 2017年2月 | 35.0万円 |
モコE FOUR | 平成18年式 (2006年式) |
4万km | 茶 | 2017年4月 | 33.0万円 |
モコS | 平成26年式 (2014年式) |
7万km | 黒 | 2017年4月 | 32.5万円 |
モコG ショコラティエ | 平成22年式 (2010年式) |
4万km | 茶 | 2017年2月 | 31.0万円 |
モコS | 平成21年式 (2009年式) |
4万km | パールⅡ | 2017年3月 | 31.0万円 |
モコE | 平成21年式 (2009年式) |
3万km | ピンク | 2017年5月 | 28.0万円 |
モコG | 平成18年式 (2006年式) |
7万km | パール | 2017年1月 | 11.0万円 |
モコE | 平成16年式 (2006年式) |
5万km | 緑 | 2017年5月 | 8.5万円 |
モコは軽トールワゴンといっても家族向けのオールラウンドなタイプではなく、個性的な女性に向けたパーソナルユースの色合いが濃い車種です。
ダイハツのムーヴやスズキのワゴンRなどに比べると中古車市場での人気が落ち、やや安値傾向となっています。
それでも元車MRワゴンの査定額とほとんど同じレベルを保っており、日産ブランドの強さが感じられます。
また女性ユーザーが多いことから状態の良い車種が揃っていることも特徴のひとつです。走行距離が低めであれば多少、年式が古くても高値で買い取られる可能性があります。
3年落ちモコの買取予想額は50~60万円
上記で最高値となったのは2014年式走行距離1万kmのハイグレードモデルとなるドルチェXで71.6万円がつけられました。
ベーシックモデルよりも高級感を加えたことが特徴となっており、その分、新車販売価格も約20万円高の約140万円であることが査定額の差になりました。
買取実績では3年落ち車種が他にないので中古車市場の販売価格から買取価格を推定すると、2015年式走行距離2万km前後のXは100万円を中心に販売されていることから、3年落ち車種の買取価格は50~60万円が相場と予想できます。
前述した最高値71.6万円はユーザーに取って、かなり好条件の取引といえます。
比較的安定した査定額の5年落ちモコの2代目
5年落ち車種はボリュームゾーンとなるだけに、買取実績も豊富にあります。
2012年式走行距離5万kmのX FOURには5年落ちの中で最高値となる48.0万円の査定額がつけられています。
3年落ち走行距離3万km以内の査定を上回る金額ですが、その他の車種を見ても40万円台が並んでおり、けっしてX FOURだけが特別待遇というわけではありません。
走行距離5万km以内、5~7年落ちで状態さえよければ40万円以上の査定額は確実となります。
5年落ちは2011年から2016年まで販売された最終モデル3代目が中心となります。
しかし初期年度登録車、あるいは2代目後期年度登録車でも査定額が一気に下がるということはなく、2009年式走行距離3万kmでEグレードのショコラティエセレクションが35.0万円で取引されるなど、5年落ち車は上限と下限の格差が意外と少ない傾向を見せています。
10年落ちモコは2代目であれば10万円前後の査定額がつく
2代目は7~8年落ち走行距離10万km未満であれば査定額がつきますが、10年落ちとなる初期年度登録で走行距離が10万km前後になるとかなり安値傾向になります。
2006年式7万kmのGグレードについた11.0万円は上限に近い査定額で、同年式走行距離5万kmのEグレード8.5万円が平均と考えた方が無難です。
2002年から2006年まで販売された初代は10年落ち以上となるので基本的には査定額がつきません。
走行距離が10万km未満であっても5万円以下が一般的で、6~7万円で買取が実現した時は好条件と思い、即決した方が得策です。
まとめ
モコの買取価格は今後、上記実績よりも高くなることはありません。
パーソナルユースの個性が強いので中古車市場では一定の人気を保っていますが、モコだけでなくOEM元車のMRワゴンも豊富な車数が流通しているので希少性が薄く、新しいパーソナルユースを目的とした車種が次々と中古車市場に流れてきているので、中古車販売店も早めに在庫処分したいのが本音です。
3代目最終年式は装備も充実しており、ライバルの軽トールワゴンに負けない魅力を備えているので1回目の車検前に売却すれば高値買取を実現できます。
その他のモデルや年式車でも早めに査定依頼する方が、上記査定額を下回らずに済みます。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!
他車種の買取相場表
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