その査定価格本当?オデッセイを売る際の買取相場表
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
ホンダのオデッセイは全幅約1.8mのフルサイズミニバンです。一般的なミニバンに比べてルーフを低く設計、デザインをスタイリッシュにすると同時に走行性能を乗用車並みに高めたことが特徴で、2代目や3代目は大ヒット車種となりました。低ルーフと走行性能の特徴は5代目となる現行車にも引き継がれています。
しかし現在のミニバン市場はデザインや走行性能よりも実用性が重視されているため、一部のホンダファン以外にはあまり需要がなく、販売台数は伸び悩んでいます。この影響から人気のあるミニバンとしては低めの査定額となっています。
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オデッセイの買取実例・査定額
※買取相場は中古車買取最大手ガリバー の査定実績による(2017年7月時点)
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
オデッセイ アブソルート |
平成27年式 (2015年式) |
4万km | 紺M | 2017年2月 | 172.3万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成26年式 (2014年式) |
5万km | パール | 2017年4月 | 157.7万円 |
オデッセイG | 平成26年式 (2014年式) |
2万km | 黒M | 2017年3月 | 145.7万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成24年式 (2013年式) |
6万km | パール | 2017年3月 | 129.3万円 |
オデッセイM エアロパッケージ |
平成22年式 (2010年式) |
1万km | 黒 | 2017年3月 | 112.7万円 |
オデッセイM | 平成21年式 (2009年式) |
6万km | パール | 2017年3月 | 84.8万円 |
オデッセイM エアロパッケージ |
平成22年式 (2010年式) |
6万km | 黒 | 2017年5月 | 68.4万円 |
オデッセイM | 平成20年式 (2008年式) |
6万km | シルバー | 2017年5月 | 51.5万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成19年式 (2007年式) |
5万km | 黒 | 2017年3月 | 47.9万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成21年式 (2009年式) |
10万km | パール | 2017年5月 | 45.4万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成18年式 (2006年式) |
9万km | シルバー | 2017年5月 | 36.2万円 |
オデッセイ アブソルート |
平成21年式 (2009年式) |
13万km | 黒 | 2017年2月 | 27.0万円 |
オデッセイM | 平成18年式 (2006年式) |
8万km | パール | 2017年3月 | 19.0万円 |
オデッセイは初代が1994年の発売と歴史の長い車種です。
しかし現在のミニバンは実用性重視のため、車内空間が狭いオデッセイは中古車市場での人気が薄いため、査定額がつくのは3代目後期モデルまでとなっており、前期モデル以前の車種は状態が良くてもほとんど査定額がつかない状況になっています。
2013年から発売されている5代目現行車にはガソリンエンジン2.4Lと2016年に加わったハイブリッド仕様が用意されています。
現在、買取実例ではハイブリッド仕様がないので買取相場を出すことはできませんが、ガソリンエンジン車は新車販売価格から100万円以上の落差があることを考えると、これから出回るハイブリッド仕様の買取相場は250~350万円と予想されます。
オデッセイは5年経過モデルなので3年落ちでも査定額は安値傾向
3年落ち車種で最高値となったのは2015年式走行距離4万kmのアブソルート、172.3万円です。
アブソルートの新車販売価格は298万円なので、最高値でもすでに120万円以上の下落が発生しています。
5代目現行モデルは発売から5年が経過しているので、大きな下落幅は寛容される部分もありますが、他のミニバンではこれほどの下落幅はありません。
中古車市場におけるオデッセイの不人気ぶりが、この最高値に表れています。
走行距離5万kmを越えると査定額はさらに下がります。登録初年度モデルのアブソルート6万kmの査定額は129.3万円でした。
現行モデルで走行距離5万km以内は140~160万円、5万km長は110~130万円が買取相場となります。
5年落ちオデッセイの4代目査定額は現行モデルをしのぐこともある
5年落ち車種は4代目が対象となります。
一般的に先代モデルは型落ちとなるので4代目は査定額が落ちるものですが、オデッセイに関しては型落ちでも査定に影響しておらず、むしろ現行モデルより高く買い取られた実例もあります。
先代アブソルート2012年走行距離4万kmの査定額が131.3万円であることに対して現行モデルアブソルート2013年式走行距離6万kmについた査定額は129.3万円でした。
先代モデルが現行モデルと変わらない査定額になるのは、オデッセイ全体の査定額が低いことに加え、デザイン面で古さを感じさせないこと、走行性能が高いこと、そして全高が1.56mに抑えられているので都市圏の立体駐車場に格納できることなどの要素があります。
先代モデルの買取相場は2010年までの登録車で走行距離5万km以内の場合、80~100万円になります。
10年落ちオデッセイで3代目以前は複数業者に査定依頼を!
10年落ち車種は3代目以前が対象になります。
3代目はミニバンと思えない走行性能を発揮して人気を集めましたが、さすがに現在は中古車市場で人気薄車種となっており、10年落ち走行距離7~8万kmの買取相場は40~50万円台、走行距離が10km超えの場合は20~30万円台になります。
この買取相場は3代目後期モデルが対象で、2006年以前の前期モデルや2代目以前に対しては査定額がほとんどつかないのが現状です。
ただし、買取業者の需要によっては10万円前後で買い取られることもあるので、諦めずにネットの 一括査定サイトを利用し、複数業者に査定依頼することをお勧めします。
まとめ
オデッセイのモデルサイクルは6~7年です。現行モデルは2013年から販売されており、すでに5年が経過しました。
すでにデトロイトのモーターショーでは次期オデッセイのプロトタイプが発表されています。現行モデルの販売成績が振るわないのでテコ入れとして2018年にフルモデルチェンジする可能性は十分にあります。
4代目と5代目の査定額に差はほとんど見られませんが、6代目が登場した際は5代目以前の査定額が大きく下がることは確実です。
オデッセイの売却を考えているユーザーは新型登場の前に買取業者へ査定依頼することが高値を引き出す最善策となります。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!
他車種の買取相場表
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