車を高く売るためには改造部品は純正部品に戻そう!
改造車を売りたい場合は、改造部品は純正部品に戻しておくことをおすすめします。その理由と、改造パーツを中古パーツ業者へ売ることなどについて説明します。
改造部品は純正部品に戻そう!
このホームページの読者の皆様の中には、愛車を改造している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
改造とひと口に言っても、エンジン内部の部品やコンピューターを取り替えてパワーを上げるような大掛かりな改造から、社外品のアルミホイールへの交換程度のものまで、実にさまざまなバリエーションがあります。
そして、愛車を手放すタイミングが訪れた際に、改造した箇所をどうするのがいいのか悩む方も多いものです。簡単に言えば、「ノーマル(純正状態)に戻して売る」のか、「改造状態のまま売るのか」という二者択一となりますが、どちらの状態が高く売れるのかはケースバイケースです。
改造したままのほうが高く売れる場合もありますし、その逆もあります。但し、これまでの経験から申し上げると、車両をノーマル状態に戻し、外した部品をパーツとして中古パーツ業者やヤフーオークションで売却するのであれば、トータルで得をするケースが多いと感じています。
もちろん、改造部品は取り外さずにつけたままのほうがいい場合もあります。例えば、エンジンやサスペンションを改造したようなバリバリのチューニングカー。
こういった車は、ノーマルに戻そうにも多額の費用が掛かる一方、チューニングカーを購入したいというマニア層も存在しますから、いわゆる走り屋御用達の専門店などが興味を示す可能性があります。
また、改造したパーツが古い場合は、取り外してヤフオク等で売却するとしても、思ったほど高値で落札されませんので、取り付けたままのほうがいいケースが多いものです。
例えばカーナビは、ポータブルタイプの台頭により価格が下落していることに加え、比較的高級とされる内蔵タイプにおいても技術開発が成熟し、価格が以前よりも大幅に下がっています。
さらに、内蔵の電子地図は使用年数の経過とともにどんどん古くなっていきますから、パーツ単体で高く売れるのは、登場からせいぜい2~3年までとなります。このような場合、取り外さずにつけたままのほうが得をするケースもあります。
純正部品のほうが得をするケース
冒頭で、ノーマル状態に戻したほうがいいと書きましたが、これはあくまでも単体で高く売れるパーツを装着しているという前提での解釈です。
特に、まだ残り溝のあるスタッドレスタイヤを組み込んだ社外品ホイールを履いており、ノーマルタイヤ&ホイールを保管しているような場合は、ノーマルに戻した上で、スタッドレスをヤフオクで売却するのがベターです。
また、登場から新しいカーナビを装着している場合は、取り外してヤフオクで売却するのがいいですが、取り外し工賃が非常に高くつくような場合は取りつけたままのほうがいい場合もあります。
そして、個性的かつ奇抜なデザインのエアロパーツを装着している場合、買い手の好き嫌いに左右され、価格が低くなる傾向にありますので、ノーマル状態に戻せるのであれば、戻してしまうのも手です。但し、車体に穴あけ等の加工がなされている場合はこの限りではありません。
いずれにせよ、ノーマル状態・改造状態を問わず、買い取る側の意向に大きく左右されますので、たくさんの買取業者から査定を受けることにより、高値で買い取れる業者に巡り合う確率が高くなることを強調しておきたいと思います。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!