高価買取が期待できる軽自動車の車種一覧
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
ダイハツ、スズキ、ホンダ、日産の高価買取が期待できる軽自動車の車種一覧を掲載します。また、最も高値が期待できるハイトワゴンについても紹介します。
軽自動車は軽自動車税が6,900円から10,800円に引き上げられたことから新車販売台数は一時的に下落しましたが、中古車市場では相変わらず活況を見せています。
その軽自動車の中から高値買取が期待できる車種をメーカー別に紹介します。
ホンダの軽自動車車種
さらに高く売る方法
スズキの軽自動車車種
さらに高く売る方法
ダイハツの軽自動車車種
さらに高く売る方法
トヨタの軽自動車車種
日産の軽自動車車種
三菱の軽自動車車種
もっとも高値が期待できるのはハイトワゴン系!
軽自動車の中古車市場でもっとも人気のある車種は軽自動車の欠点である車内空間の狭さを高さで補うハイトワゴン系です。
各メーカーから販売されているハイトワゴンは若年層家族を訴求対象としており、ファーストカーとしての役目を十分に果たすことから新車価格が高めに設定されています。
しかし若年層家族の中には子供が大きくなったら乗り換えを考えている人も多く、当面は中古車で構わないという需要があることが人気の大きな要因となっています。2013年登録モデルで走行距離2~3万㎞であれば70~80万円の買取価格が期待できます。
ハイトワゴンの登場でやや影の薄くなった感のあるトールワゴンですが、すでに軽自動車のスタンダードにもなり、若年層家族向けだけでなくセカンドカーとしての利用価値も高いことから中古車市場では定番商品として安定した人気を保っています。
該当車はホンダのN-ONEやスズキのワゴンR、ダイハツのムーヴなどで、2012年登録モデル走行距離3~4万㎞といった状態でも40~50万円、カスタム系ならば60~70万円が買取価格の相場となっています。
その他の軽自動車では用途を絞った車種が比較的高値で取引されています。該当車はスズキのジムニーやハスラー、ダイハツのコペンやホンダのS660で、普通車では購入に勇気が必要な、大胆な車種ですが軽自動車であればセカンドカーとして持てることが魅力のため、中古車市場で人気があります。
しかしスズキのMRワゴンやダイハツのムーヴコンテなどは個性的なデザインのために中古車市場ではニーズが限られてしまうことから人気薄の車種となります。
軽自動車の買取査定は全般的に高値傾向!
軽自動車は維持費が安く経済的な車種として高い人気を保持していますが、新車価格はコンパクトカーをしのぐほど高価なことも多いため、中古車市場では新車以上の人気があります。したがって軽自動車の買取査定は比較的高値で安定しています。
軽自動車の中で、もっとも高値買取の期待できる車種がトールワゴンのカスタム系です。各メーカーとも主要車種のハイグレードに設定していることが多く、基本設計は変わらないもののフロントマスクにシルバーモールを多用して精悍な顔つきにしたり、ターボチャージャーを装着してパワーアップさせたりして差異化を図っているモデルです。
カスタム系は若年層に人気の車種ですが、新車価格が高いことから手を出しやすい中古車に需要が集まっており、車買取業者も積極的な営業姿勢を見せています。
トールワゴンより全高を高くしているハイトワゴンも比較的高値で買い取られる車種です。
小さな子供のいる家族向けにデザインされた車種ですが、小さな子供といってもすぐに身長が伸びてしまい、軽自動車ではサイズが小さくなるということから中古車で済まそうという購入目的があるので、車両価格が安くなる中古車市場では安定した人気を保っています。
個性的な車種はできるだけ複数の業者に依頼!
軽自動車には女性向けの個性的な車種や特別仕様車がありますが、軽自動車市場に限らず、強い個性の車種は買い手が限定されてしまうことから比較的安値で買い取られる傾向にあります。
ただし、その個性的な車に対して個別の需要があり、バックオーダーを抱えている中古車業者がいる場合は買取業者にその旨の連絡が入るので、タイミングさえ合えば高値買取が実現できます。そのためにも一括査定サイト(かんたん車査定ガイド)を利用して複数の業者に査定依頼を行うことをお勧めします。
軽自動車は買い替えのサイクルが早いので、年式を問わず3万㎞を過ぎると買取価格の下落幅が大きくなり、5万㎞を超えると一気に安くなる傾向にあります。
最近の軽自動車は耐用性が高いので10万㎞程度は何の問題もなく乗れますが、売却を考えるなら走行距離が短いうちの方が高値を期待できます。
カスタム系を売却する際、車買取業者が査定でもっとも厳しくチェックするのは部外品の取り付けや取り付け跡です。純正品であれば高値買取の対象となりますが、部外品の場合はマイナスポイントになるので、査定の際はできるだけオリジナルに戻す方が査定減を防げます。
ただし、元の状態に戻すための工賃をかけてしまうと、その費用ほどは査定減とならず結果的に買取価格減となります。売却を決めた後はできるだけ費用をかけない方が賢明です。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!