高価買取が期待できるSUVの車種一覧
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
このページでは、高値買取が期待できるSUVの車種を紹介します。ランドクルーザーやCXシリーズ、スカイラインクロスオーバーなどの車種の買取傾向をまとめました。SUVを高く売るならこちらから
悪路走行も可能なSUVは積雪地方や郊外で暮らす人々を中心に、また都市圏でも個性的な車をも止める人から需要があるので中古車市場では比較的安定した人気を集めています。
とくに新車販売価格の高価な車種ほど高値買取が期待できるので、それらの車種をまとめてみました。
トヨタのSUV車種
さらに高く売る方法
ホンダのSUV車種
日産のSUV車種
さらに高く売る方法
スズキ車を買取でさらに高く売る方法
マツダのSUV車種
さらに高く売る方法
スバルのSUV車種
さらに高く売る方法
高級SUV買取は高値安定の傾向にあり!
最近のSUVに求められる傾向としては悪路走破性よりも室内装備が豪華なほど需要が高く、ヘビーデューティーな車種よりもクロスオーバー的な性能を持つ車種が高値で買い取られています。
その典型がトヨタのランドクルーザーと弟分のランドクルーザープラドで、新車販売価格はそれぞれ約450万円以上、約340万円以上となっており、新車購入は諦めるけれど中古車なら買いたいというファン層が多いため、中古車市場では安定した高値傾向が続いているので必然的に買取価格も高値で推移しています。
またレクサスのRXやNX、同じくトヨタのハリアーや基本設計こそ古くなっているものの、三菱のパジェロなども高級SUV車種となり、比較高値が期待できます。
ランドクルーザーは現行車の200系でオプション装着車ならば3年落ち2012年登録モデル走行距離3~4万㎞でも400~600万円、先代の100系でも10年落ち2005年登録モデル走行距離10万㎞前後でも120~150万円が買取相場となっています。
独特のスタイルと技術力で好調な新車販売成績を残しているのがマツダとスバルです。
マツダのCX-3とCX-5はマツダ独自のエクステリアデザイン、「魂動~Soul of Motion~」を採用していることで人気が高まり、スバルのエクシーガやフォレスターには伝統の4WD技術と水平対向エンジンが活かされています。
CX-5は、3年落ちとなる2012年登録モデル走行距離2~3万㎞で170~190万円、フォレスターは同条件で150~180万円が買取価格相場となっています。
日産にはスカイラインクロスオーバーやエクストレイル、ホンダにはCR-VといったSUVがありますが、いずれも中古車市場では不人気車となっていることから買取価格はやや低め設定となっています。
ただしホンダは2013年より発売したヴェゼルが好調なので、今後、買取価格が高くなる可能性があります。
SUVは一般的な買取業者でも買取を行いますが、少しでも高く売却するためにはSUV専門の買取業者を複数の業者候補に入れておく方が得策です。
ネットの一括査定サイト(かんたん車査定ガイド)を利用すれば一般の業者からSUV専門業者まで網羅できます。
SUVの買取査定は早めがお得!
SUVは中古車市場で安定した人気を保っているので買取価格も高値傾向が続いていますが、クロスオーバーSUVは次々とメーカーからニューモデルが発売されているため、型落ち車は買取価格の下がり幅が大きくなります。
一方、本格的なクロスカントリーSUVはモデルチェンジのスパンが長く、スタイリングにも大きな変化がないので型落ち車でも状態さえ良ければ高値買取が期待できます。
車体の骨格にモノコックを採用、車内装備を豪華に、またはユーティリティ性を高めたクロスオーバーSUVは軽自動車から3ナンバー枠の普通車クラスまで販売されており、人気の高さを物語っています。
この人気の高さを反映して中古車市場でも売れ行き好調ですが、だからといって必ずしも買取価格が高くなるというわけではありません。
トヨタからはハリアーやRAV4,日産からはジュークやエクストレイル、ホンダやマツダ、スバルなどからもSUVが販売されており、しかもミニバンのようにメーカー温度差が少なく、どのSUVも平均して売れています。
したがって中古車市場には車数と車種が豊富なので、過走行車や低年式車は競争力が落ちることから高値買取が期待できません。SUVの売却を考えている人は過走行車と判断される前に売却することをお勧めします。
日頃のメンテが買取価格を左右する!
車体の骨格にラダーフレームを採用しているクロスカントリーSUVは軽自動車のスズキ・ジムニー、普通車サイズのトヨタ・ランドクルーザーなど少数の車種しかありませんが、悪路の走破性能が優れていることから中古車でもその実用性に需要があるので、高値買取が期待できます。
また頑丈に作られているので過走行車や低年式車でも下落幅が少なく、買取業者によっては海外に輸出するケースもあるので多少の傷や凹みがあっても査定のマイナスポイントにならない場合もあります。
ただし、すべての買取業者が海外に再販ルートを持っているとは限らないので、ネットの一括査定サイト(かんたん車査定ガイド)を利用、できるだけ複数の業者に査定依頼することをお勧めします。
SUVの査定を行う時、業者がもっとも注意深く調べるのはボディのサビです。SUVはスキーや海に行く機会の多い車なので、手入れを怠っているとサビが発生しやすい特徴があります。
サビや腐食による穴開きは査定の大きなマイナスポイントとなるので、売却を考えている人は雪道(凍結防止剤がサビの原因となります)や海(潮風に当っているだけでもサビの原因です)に行った後は、必ず洗車を行ってサビの原因を取り除くことを心がけてください。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!