ワゴンRを買取でさらに高く売る方法をグレード年式別に解説!
- 執筆者 モータージャーナリスト 金子
- (@car_kaneko)
ワゴンRの燃費・ボディサイズ・価格帯などを総合的に評価し、ワゴンRは現在高価買取可能かどうかやできるだけ高く売る方法などの買取状況も掲載しております!ワゴンRを高く売るならこちらから
本題に入る前に、車を高く売ることができる2種類のサービスをご紹介しておきます!
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目次
こんなワゴンRをお持ちなら高く売れる可能性"大"!
高く売れるグレード
- ハイブリッドFZ
- ハイブリッドFX
- FXリミテッド
- FX
高く売れるカラー
- ピュアホワイトパール
- ブルーイッシュブラックパール3
- ムーンライトバイオレットパールメタリック
- パールメタリックカシミールブルー
高く売れるオプション
- セーフティパッケージ
- 全方位モニター用カメラ
- CDオーディオ
- レーダーブレーキサポート
ワゴンRってどんな車?
メーカー | 車名 | タイプ | 燃費 |
---|---|---|---|
スズキ | ワゴンR | トールワゴン | 24.2~32.4.0km/L |
全長 | 全幅 | 全高 | エコカー減税 |
3395mm | 1475mm | 1640~1660mm | 75%減税~免税 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 排気量 |
2165長mm | 1295mm | 1265mm | 658cc |
新車価格帯 | 中古車相場価格帯 ※直近5年前後 | ||
108万~155万円 | 40万~140万円 |
ワゴンRの魅力は高い燃費性能にあります。ガソリン1Lあたり32.4kmの走行距離は軽ワゴンNO.1の低燃費性能です。高い低燃費性能を誇る秘密は、S-エネチャージにあります。
S-エネチャージは、発電のために無駄な燃料消費を抑え低燃費に貢献するエネチャージをさらに進化させた技術です。加速時にモーターでエンジンをアシストする機能で更なる低燃費を実現しています。
具体的な進化ポイントは、モーター機能付発電機を搭載することにより発電量を30%アップするとともに、エンジンを再始動するスターター機能、加速時にモーターでアシストするモーターアシスト機能を追加しています。
さらに、S-エネチャージ車専用のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、充電・給電性能を向上させ、モーターアシストに必要な大電流に対応できる仕様にしています。これらの進化により、高い燃費性能が実現されているのです。
燃費性能の他、先進の安全技術を搭載している点も魅力です。
ワゴンRには、低速での衝突回避に貢献するレーダーブレーキサポート、ペダルのふみ間違いなどによる急発進を抑制する誤発進抑制機能、急ブレーキを後続車に知らせるエマージェンシーストップシグナル、タイヤのスリップや横滑りを抑えるEPSが用意されています(FZに標準装備、FX・CVTクルマはメーカーオプション)。
これらを利用すれば、さらなる安全を確保することができます。広い車載空間ばかりが注目されるワゴンRですが、以上の進化を遂げています。使い勝手はもちろん、性能面も満足できる一台と評価できます。
ワゴンRの買取状況
ワゴンRはスズキの中でも1、2を争う人気車種です。軽トールワゴンの代表格にも挙げられるクルマなので、中古車市場でも高い人気を誇ります。当然、状態の良いクルマは現在でも高値で買取されています。
しかし、年式が低い、走行キロ数が多い、内装・外装に傷があるなどのクルマは買取価格が下がります。とはいえ、これらのクルマにも需要はあるので買取は行われています。
お手元に不要なワゴンRがある方は、査定を受けることをお勧めいたします。車の状態に関わらず、高値で売却したい方には一括査定がお勧めです。
簡単な登録だけで、複数の中古車買取店から概算査定が受けられるので、状態の良いクルマは高値で買取してくれる中古車買取店、状態の悪いクルマは買取をしてくれる中古車買取店を見つけることができます。
ワゴンRの売却を検討している方は、一括査定から始めてみてはいかがでしょうか?
6代目ワゴンRは新型であることをセールスポイントにすれば高く売れる!
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした6代目現行モデルの買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
ワゴンR ハイブリッドFZ セーフティパッケージ |
平成29年式 (2017年式) |
1万km | パール | 2018年1月 | 111.6万円 |
ワゴンR ハイブリッドFZ セーフティパッケージ |
平成29年式 (2017年式) |
1万km | パール | 2018年1月 | 102.3万円 |
ワゴンR ハイブリッドFX | 平成29年式 (2017年式) |
2万km | パール | 2018年2月 | 93.0万円 |
ワゴンR ハイブリッドFX | 平成29年式 (2017年式) |
1万km | 青 | 2018年5月 | 85.0万円 |
ワゴンR ハイブリッドFX | 平成29年式 (2017年式) |
2万km | 茶 | 2018年3月 | 79.8万円 |
6代目現行モデルは2017年2月に登場しました。軽自動車初となるハイブリッドシステムを搭載していること、徹底した軽量化によって走行性能が向上したこと、個性的なエクステリアを持っていることなどによって新車販売成績は好調を維持しています。
その影響を受けて中古車市場でも人気車種となっているため、買取価格は高値傾向です。
とくにスズキの最新技術が盛り込まれた予防安全装置、デュアルセンサーブレーキサポートと全方位モニター用カメラがセットになったセーフティパッケージ装着車は一般的な状態であれば90~100万円の買取価格は確実なので、この価格を基準に交渉を進めればさらに高く売ることができます。
なお、現行モデルはオーディオレス仕様です。セーフティパッケージを装備しなかった場合、買取価格は大幅に減少しますが、オプションのCDプレーヤーを装備していれば下がり幅が少なくなります。
社外品でも構わないので必ず業者にアピールしてください。
5代目を高く売るなら買取相場を基準に業者と交渉する
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした5代目の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
ワゴンR FXリミテッド | 平成28年式 (2016年式) |
3万km | 黒 | 2018年3月 | 87.0万円 |
ワゴンR FZ | 平成27年式 (2015年式) |
3万km | 黒 | 2018年3月 | 84.8万円 |
ワゴンR FZ | 平成27年式 (2015年式) |
5万km | パール | 2018年1月 | 73.6万円 |
ワゴンR FX レーダーブレーキサポート |
平成27年式 (2015年式) |
2万km | 黒 | 2018年5月 | 67.0万円 |
ワゴンR FXリミテッド CDプレーヤー装着車 |
平成26年式 (2014年式) |
4万km | パール | 2017年12月 | 54.0万円 |
ワゴンR FXリミテッドⅡ | 平成24年式 (2012年式) |
5万km | 黒 | 018年3月 | 44.0万円 |
先代モデルとなる5代目は2012年から2017年まで販売されました。
一般的に先代モデルは新型が出ると型落ちになることから買取価格は大幅に下がりますが、ワゴンRの先代に限っては最終登録年度モデルが新型を上回る買取価格をつけているケースもあります。
その理由としては、先代モデルのデザインが比較的オーソドックスなので新型よりも好まれる場合があること、モーターが走行をアシストするS-エネチャージを搭載しているので燃費性能が良いことなどがあげられます。
2015~2016年登録モデルで走行距離2~3万kmのFXリミテッドやレーダーブレーキサポート装着車は60~75万円が買取相場なので、この価格を基準に交渉してください。
とくに高く売れるのは、ワゴンR発売20周年を記念して発売した特別仕様車「20周年記念車」です。15インチアルミホイールや専用フロントフェイスなどが与えられ、一般グレードと差異化を図っているので高いセールスポイントを持っています。
買取業者が平均的な買取価格をつけた時は積極的にアピールしてください。3~4万円は確実に高くなります。
確実に高く売れる4代目ワゴンRの特別仕様車
以下に、ガリバーの買取価格を参考にした4代目の買取事例・査定額を表記します。
車種・グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 査定時期 | 査定額 |
---|---|---|---|---|---|
ワゴンR FXリミテッド | 平成23年式 (2011年式) |
5万km | パール | 2018年2月 | 44.0万円 |
ワゴンR リミテッドⅡ | 平成22年式 (2010年式) |
3万km | パール | 2018年3月 | 37.0万円 |
ワゴンR リミテッドⅡ | 平成21年式 (2009年式) |
6万km | シルバー | 2017年12月 | 30.0万円 |
ワゴンR リミテッド | 平成20年式 (2008年式) |
5万km | パール | 2018年3月 | 24.0万円 |
ワゴンR リミテッドⅡ | 平成23年式 (2011年式) |
8万km | シルバー | 2018年2月 | 21.7万円 |
4代目は2008年から2012年まで販売されました。さすがに査定額は下がりますが、それでも年式相応以下の走行距離であれば平均以上の買取価格がつきます。
5代目のデザインが4代目のキープコンセプトであったため外観からはそれほど古さが感じられず、ユーティリティ性も現行モデルに引けを取らないことなどが高値につながっているといえます。
2011年式前後で走行距離が5万km以下の場合、30~35万円前後が買取価格相場となるので、この価格を基準に交渉することをおすすめします。
とくにRJCカーオブザイヤー受賞記念のFXリミテッドⅡやルーフアンテナ、フォグランプを追加したFX-Sリミテッドなどの特別仕様車は高いセールスポイントを持っています。
3代目ワゴンRで高値交渉が期待できるのはスティングレー
3代目以前になると10年落ちのため、買取価格は期待できません。その中で比較的高値をつけているのがスティングレーです。
現在、スティングレーはカスタム仕様として派生車種扱いになっていますが、3代目はワゴンRの1グレードとして扱われていました。
10年落ちとなる2006~2007年式でも走行距離が10万km 以下なら15~20万円の買取価格がつく可能性は十分にあります。
ただし、3代目以前の車種は販売側の好みや傾向によって大きく変動します。さらに高く売るならネットの一括査定サイトを利用して複数の業者に査定依頼を行い、高値をつけた業者と交渉してください。
競合させることで若干の高値引き上げが期待できます。
あなたに合った売却方法は?
現在、車の売却方法は買取業者や下取りだけではなく、オークション形式や特定車種に強い買取店などさまざまな方法があります。自分に最も合った売却方法を選んで最も高く売れるようにがんばりましょう!
※人気車から不動車まですべての車に価値がありますので、どちらか一方又は両方に一度買取査定をとってみましょう!