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車が2倍高く売れる時期とは

モータージャーナリスト 金子
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車を高く売るためのコツはいくつかありますが、その一つに「車が高く売れる時期を狙う」という方法があります。

車の買取相場は、需要と共有のバランスによって刻一刻と変化しています。場合によっては、売るタイミングが1日ズレただけで2倍近く買取価格が変わることもあるほどです。

そんな相場の変動を、素人が正確に予測するのは難しいのですが、一般的に車が高く売れやすい時期(=需要が高い時期)を知ることはできます。

ここでは、車が高く売れる時期やタイミングを6つご紹介していきますので、車の売り時を見きわめる際の目安にしてみてください。

車の需要が高くなる「3つの時期」を狙う!

需要グラフ

車は、1年の中で需要が高まる時期と、そうでない時期とがあります。

中古車を買いたがる人が増えれば増えるほど、当然ながら車の価値は上がりますので、できることなら需要の高い時期を狙って売るのがおすすめです。

参考として、一般社団法人の「日本自動車販売協会連合会(自販連)」が発表する、中古車登録車の月別台数(新規・移転・変更の3業務合算の数値)の過去3年分のデータをご紹介します。

2017年 2016年 2015年
1位 3月
(503,327台)
3月
(488,515台)
3月
(487,248台)
2位 6月
(333,576台)
2月
(323,242台)
10月
(325,313台)
3位 2月
(321,672台)
6月
(316,397台)
7月
(319,657台)
4位 10月
(312,615台)
9月
(307,254台)
6月
(312,740台)
5位 9月
(311,993台)
7月
(304,993台)
2月
(312,724台)

日本自動車販売協会連合会「中古車登録車合計」参照

ここでいう「中古車登録車数」とは、車の名義変更(移転登録)や、一時抹消登録した車の再登録(中古車新規登録)などを合わせた数値です。つまり、中古車の販売数とほぼ同義になります。

上記の表を見ますと、中古車が特に多く売れている時期は、以下の3パターンあることがわかります。

  • 2月・3月
  • 6月・7月
  • 9月・10月

これらの時期に車の需要が高まる理由は、以下の通りです。

2月・3月

2月と3月に中古車の売れ行きが良くなるのは、やはり「新年度を迎える時期だから」という理由が大きいでしょう。

就職や異動、進学などで4月から車が必要になる人々が、2月・3月に車を買い求めます。

特に3月は、どの年度においても1位となっているほど、中古車の需要が高い月です。

9月・10月

9月は上半期の終わりですので、3月ほどではないにせよ、人事異動が多い月になります。

そのため、転勤などで車を手放す人・購入する人ともに増える時期です。

6月・7月

6月と7月も、中古車の販売が増える月です。特に6月は、どの年度でもトップ5に入っています。

この時期はちょうど夏のボーナスが入るため、車の購入や買い替えを検討する人が多いからだと考えられます。またシーズン的にも、車で出かける機会が増えるころです。

中古車の需要は、上記のような時期に特に高まるのですが、ここで大切なのは「需要の高い時期の真っただ中ではなく、少し余裕をもって売ったほうがいい」ということです。

どの中古車販売店も、売れるシーズンに向けてなるべく早めに在庫を確保しますので、できれば1~2ヶ月前に売るようにするといいでしょう。3月を狙うなら1月か2月、6月を狙うなら4月か5月ということです。

これらの時期を狙って売れば、それ以外の時期に比べて査定額が高くなる可能性があります。

車種によっては「需要の高い季節」を狙う!

車は車種によっても、需要の高い時期が変わります。

たとえば、キャンピングカーやオープンカーなどは夏に向けて売れる車です。ですから売却するなら、春~初夏をめどにするといいでしょう。

逆に、SUVや4WDなどの悪路に強い車は、冬に向けて需要が高くなりますので、売るなら秋ごろがおすすめです。

このように、季節的なメリットのある車を売る場合は、売り時をしっかり見きわめることをおすすめします。

フルモデルチェンジ前に売る!

モデルチェンジ

車の市場価値が大きく下がってしまう原因の一つに、モデルチェンジがあります。

特にフルモデルチェンジ(フルチェンジ)が行なわれた場合、現在乗っている車は完全に「型落ち」となりますので、買取相場は大きく下落してしまいます。

中でもモデルチェンジの影響を受けやすいのは、比較的短いスパンで買い替える人が多い、軽自動車・コンパクトカーなどです。

これらの車は値段が手ごろということもあって、フルモデルチェンジを機に買い替え需要が一気に高まります。

同じく、ハイブリッドカーなどのエコカーも、モデルチェンジの影響を受けやすい車です。

エコカーはランニングコストの低さが大きな魅力ですので、より燃費性能のいい新型車が登場すると、買い替えを検討する人が増えます。

その結果、中古車市場に同じ車があふれていまい、おのずと買取相場も低くなってしまうのです。

さらに、他社の競合車のモデルチェンジによっても多少の影響が出る可能性があります。これも特にエコカーにおいて顕著です。

たとえばトヨタのアクアとホンダのフィットなどは、どちらかがフルモデルチェンジされると、もう一方のユーザーも一緒に流れてしまい、どちらの中古車も価値が下がってしまうことがあります。

とはいえ、車のフルモデルチェンジ情報を事前にキャッチするのは難しいため、基本的には「新車購入から5年」程度を目安に売却するのが最善策といえそうです。

国産車のフルモデルチェンジは大体それくらいのサイクルで行なわれることが多いですし、そもそも中古車は5年落ち以上になると、査定額がかなり下がってしまいます。

また、5年はちょうど車検の時期でもあるため、なるべく高いうちに売りたい方は一つの目安にしてみてください。

車検を通す前に売る!

車検

車の市場価格の問題ではないのですが、なるべく余計な経費をかけずに売るという意味では、車検の時期も押さえておきたいポイントです。

基本的には、「車検が切れる1~2ヶ月前」に売るのが、もっとも損をしなくて済みます。

中には、「車検の有効期間がたっぷり残っていたほうが、プラス査定になって高く売れるのでは?」と思い、わざわざ車検を受けてから車を売る方もいるのですが、これは逆に損です。

確かに、車検が12ヶ月以上残っている場合はプラス査定にはなるものの、上乗せされる額が車検代を上回ることはまずありません。

たとえ、まるまる2年の有効期間が残っていたとしても、プラスになるのは3万~7万円ほどです。特にコンパクトカーなどの車格が小さい車ほど、加点は少なくなります。

それに対し、車検代は軽自動車でも5万~7万円、普通車なら10万円以上かかることも少なくありません。さらに、修理や部品交換などが必要になると、かなり高い出費になってしまいます。

そもそも、ディーラーでも買取店でも、車検は自社工場で安く通せることがほとんどですから、あえて高い費用をかけて車検に通してから売る必要はないのです。

ただし、車検が切れてから年数がたっている車は、部品の劣化などのリスクがあるため、多少マイナス査定になってしまう可能性があります。

その意味でも、車検が切れる少し前に車を売るのが、もっともいいタイミングといえそうです。

自動車税が課税される前に売る!

自動車税

車検とともに意識しておきたいのが、毎年4月~5月に支払う自動車税(軽自動車税)のことです。

自動車税と軽自動車税は、どちらも4月1日時点の車の所有者(所有権留保つきの場合は使用者)に課される税金で、5月末までに1年分をまとめて一括払いします。

そのため、4月1日を過ぎてから車を売ってしまうと、自分はもう乗らない車の自動車税をまるまる支払ってしまったことになるのです。

軽自動車税は一律10,800円と低めですが、普通車の自動車税は総排気量によって、29,500円~111,000円と幅があります。コンパクトカー(1000cc~1500cc)でも34,500円です。

さらに、その後新しく車を買い替えると、そちらの自動車税も支払わなくてはいけません。年度途中で車を購入した場合は、「購入月の翌月~翌年3月」までの自動車税を月割で支払います。

このように、4月1日を過ぎてから車を売って、新しい車に買い替えると、1年のうちに2回自動車税を払うことになってしまうのです。

「その場合、売った車の自動車税は月割でもどってこないの?」という疑問が出てきますが、自動車税が国から還付されるのは「車を廃車にした場合のみ」となっています。

とはいえ、実際は多くの買取店が、「売却月の翌月~翌年3月」までの自動車税を、月割で還付してくれます。

ただし、現金で受け取れるところは少なく、ほとんどは「車の買取価格に含める」という形になっているため、なんとなくうやむやでわかりにくいのも事実です。

ちなみに、月割でもどってくるのは自動車税だけで、軽自動車税は一切の還付を受けられません。

以上を踏まえますと、自動車税で損をしないためには、できれば3月上旬までには車を売っておきたいところです。

この時期は、ちょうど上でご紹介した「車が高く売れやすい時期」でもありますので、都合が許せば、なるべく2月中の売却をおすすめします。

走行距離が5万km台・10万km台になる前に売る!

走行メーター

車を高く売るなら、走行距離もしっかりチェックしておきたいポイントです。

走行距離は、基本的に「1年間で1万km」を目安として、それより多ければマイナス査定、少なければプラス査定となります。

たとえば5年落ちの普通車の場合、3万km台であれば加点、6万km台になると減点の対象です。

ただし、軽自動車の場合は走行距離の基準がより短くなりますので、5年落ちの車なら2万km台でなければ加点の対象にならず、5万km台になると減点されてしまいます。

特に価値が大幅に下がるのは、10万kmを超えた場合です。日本では、走行距離が10万kmを超えた車は「過走行車」と呼ばれ、買取価格が大きく下落します。

最近の日本車は性能がいいため、実際は10万km以上走っていても十分に使えるものが多いのですが、高額査定は期待できなくなるのが実情です。

ですから、車を売る際は走行距離もしっかり確認の上、なるべく5万kmや10万kmの大台に乗る前に手放したほうが、高く売れる可能性が上がります。

いずれにしても、「走行距離は少ないに越したことはない」ということを覚えておきましょう。

「車が高く売れる時期」を待つと、逆に損をする!?

ここまで、車が高く売れる時期のヒントを6つご紹介してきましたが、これらはあくまでも目安です。

もちろん意識しておいて損はないのですが、車を売る時期には結局、それぞれの事情やタイミングもありますので、無理に合わせる必要はありません。

たとえば、「車がもっとも高く売れやすいのは3月になる前ですよ」といっても、それ以前に売る必要があるなら、1月や2月になるのをあえて待つ必要はなく、迷わず早めに売るべきです。

どのような車も、新車購入から年数が経つごとに価値が下がっていきます。厳密には、1日1日少しずつ下がっている、といっても過言ではありません。

多くの車種は、大体2~3年ごとにマイナーチェンジされますし、5年以上になるとフルモデルチェンジされて型式が落ちてしまいます。

もちろん、年数が経てば経つほど走行距離も多くなり、キズや故障などのリスクも上がることが一般的です。

ですから、車を高く売りたいなら「年式は新しければ新しいほどいい」、つまり「早ければ早いほどいい」ということになります。

中古車の需要が高まる時期、車検や自動車税が来る前、モデルチェンジ前…などなど、確かに車が高く売れやすい時期というものはありますが、それらを待っている間にも愛車の価値はどんどん下がる一方ですから、結局は「売りたいと思った時が一番の売り時」なのです。

車が高く売れる時期まとめ

車が高く売れる時期を、6つご紹介しました。

まとめますと、以下の通りです。

  1. 車の需要が高くなる時期(2月・3月・6月・7月・9月・10月)
  2. 車種によっては、夏の前や冬の前(キャンピングカーやSUVなどの場合)
  3. フルチェンジ前
  4. 車検が切れる1~2ヶ月前
  5. 自動車税が課税される前
  6. 走行距離が5万km・10万kmに達する前

しかし、上でもご説明した通り、これらはあくまで目安であり、無理に時期を合わせる必要はまったくありません。

確かに「売って損が少ない時期」ではあるのですが、車の価値を考えますと、早く売るに越したことはないのです。

そもそも、中古車の市場価格の実際の変動は、業者であっても正確に予見することはできません。

日本の中古車は、実は海外に輸出されるものも非常に多いため、「海外における輸入車の関税率が、どのタイミングで緩和されるのか」によっても市場価格は大きく変わります。それを予測することは、プロであっても不可能です。

ですから結局は、「売却先をしっかりと選んだ上で、上手に交渉すること」が、車をもっとも高く売る最大の秘訣だといえます。

そのためにも、安易にディーラーに下取りに出すのではなく、少しでも高く買い取ってくれる買取店に査定を依頼することは基本中の基本です。

参考:車の下取りで損するしくみと下取りできないときの対処法

その上で、複数の買取店を競合させて価格をさらにつり上げていく、というテクニックも必要になります。

車は「いつ売るか」だけにこだわらず、「どこでどのように売るか」もしっかり考えて、最高の価格で売却できるようにしましょう。

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車を高く売るためにやること

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