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車の買取や下取りで傷やへこみはそのまま売るか直して売るか?

車を買取や下取りで売却する際に傷やへこみは直した方がいいのか、それとも直さないまま売る方がよいのかご紹介しております!

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傷やへこみは下手に直さずに売ろう!

車の査定をしてもらうときにどうしても気になってしまう部分がへこみが査定に与える影響です。

ましてや必ずといってもいいほどできるドアノブを爪で引っかいた引っかき傷が沢山ついていると不安になって仕方がありません。

このような悩みを抱えている方に朗報です。実は爪の引っかき傷や軽い線傷は洗車をした時にかけるワックスで消えることがあります。

ワックスには研磨効果があるタイプがありますので、洗車後ワックスをかける際は一度試してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、車につく傷は爪の引っかき傷のような軽い傷だけではありません。酷いものでは地肌が見えているような傷や多少目立つようなへこみがあったりするものです。

このような傷やへこみを自分で直すことはおすすめしません

理由としてはこれらの傷やへこみは車を売るときの当然マイナス査定の対象となりますが、減額されるほうが鈑金屋に持って行って自腹で修理をするよりも安くなることが多いからです。

傷やへこみを直さないほうがよい理由

修理する時間や工賃の違いにはちゃんと理由があり、まず鈑金屋で修理をした場合は傷やへこみの部分的な修理しかしませんので1箇所あたりにかかる時間や工賃が高くなってしまいます。

しかし、中古車買取り専門店の場合は傷やへこみを修理するのと共に他の箇所を修理したり車全体を磨いたりする作業を行ないますのでそれだけ1箇所にかかる時間や工賃が少なくなるためです。

わざわざ査定金額を上げるためだけに鈑金屋に修理をお願いしていたら余計な出費がかさむだけになってしまいますので注意が必要です。

また、たまにこれくらい自分で修理できるだろうと意気込んで自前で修理をしてしまう人もおります。

修理をしたことが分からないくらいの腕前があればよいでしょうが、タッチペンで傷をなぞる程度の修理方法であれば余計な出費を招きかねません

傷やへこみを修理するには当然工程がありその工程に沿って修理を進めていきます。しかし、下手に個人で修理をされてしまうと余計な塗装を剥がしたりと工程が増えてしまいます

結果的に余計な金額を支払うかマイナス査定の対象となり査定価格を減額されかねません。

そうならないためにも傷やへこみなど特殊な作業が必要な場合は自分で手を加えるのではなく専門の職人に任せるようにしましょう。

それだけで査定価格は理想の査定価格に近づきます。万が一、修理をした箇所があるなら先に伝えておきましょう。

そうすることで後日査定をして修理跡が見つかったから減額されたなど嫌な思いをせずに済みます。

傷やへこみの査定減額幅と修理した場合の費用を比較検証!

傷やへこみ、再塗装に対しては査定減額が定められており、これらの修理費には相場があります。

査定減額と修理費を対比させると、修理しないで査定依頼した方が得策であることがよく分かります。

一般的なカードサイズ以上A4 サイズ未満の小さな傷・へこみ・再塗装の場合、減点は15点、つまり通常状態の査定額から1.5万円引かれることになりますが、これを修理した場合の相場は3~5万円。約1.5~3.5万円の赤字となります。

自損事故で電柱にぶつけたりガードレールに激しく擦ったりしてドアの損傷が激しい時は板金塗装で直らないため、交換となります。その修理費用は国産のコンパクトカークラスで10~12万円、普通車クラスになると12~15万円が相場です。一方、査定の減額はリアドアで75点、フロントドアで80点となっているので修理するとドア1枚当たり最低でも2~4万円、上限になると7万円以上の赤字が生じます。

バンパーも擦り傷やへこみを作りやすい部位です。査定では樹脂製バンパーの長さ10cm深さ1mm程度の擦り傷は1箇所が10点、複数箇所になると20点ですが、これを修理すると1ヶ所でも1.3~1.5万円になります。複数箇所の場合は交換よりも安ければ修理、高くなるようでしたら交換になるので最低でも0.3~0.5万円の赤字となります。

買取業者によっては小さい傷が査定対象外になることも!

車のパーツには多少の擦り傷やへこみがついた場合でも修理せずに交換するものが多くあります。

ドアミラーもそのひとつで外装が樹脂製のため、少し擦っただけでも直す場合は交換となります。

修理工場に依頼すればリビルド品で安く修理することができますが、ディーラーに持ち込むと部品代プラス工賃で3~3.5万円が相場です。

査定でウインカー付きドアミラーの交換は30点の減点となるため、交換しても査定額はプラスにならず、車種によっては0.5万円以上の赤字になります。

上記の修理費は国産の小型乗用車クラスの相場です。

国産でも高級乗用車やミニバンになれば修理費は高くなりますし、輸入車になると修理費が一桁変わってきます。査定の減点は変わらないので、それだけ差額が広がっていくことになります。

なお、高級乗用車や最新輸入車の場合はカードサイズ以下の傷・へこみ・再塗装も減点対象となりますが、国産小型乗用車の場合、買取業者によっては減点対象にしないところもあります。

ただし業者によって違いがあるので、ネットの 一括査定サイトを使って複数の業者に査定依頼することをおすすめします。

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